先日アトラスの始動不良で現場に急行しました。

バッテリーあがっててそのせいかと思ったけど、これはお客さんがセルを回し続けた結果。

添え掛けしてセルを回してもエンジンはかかりません。

噴射ノズルのところまで燃料は出て来てるのかなー?

ってパイプを外してみたのですが全然出てきません。

ポンプ入口まで燃料は来ているので、これはポンプが機能していないとの事で工場でお預かりとなりました。


落ち着いて調べてみると、いろいろ気が付きます。

まずキーオン時に球切れ確認で点くはずのパネルの警告ランプが点かない。

eg (4)


英語で書いてあったけど忘れました(終わるとすぐ忘れる主義なもんで・・)。

エンジンなんとか・・?って書いてあったような・・・電子制御異常時の警告ランプだったはず。

なぜかというと、その時調べたのがこれだから。

eg (3)


図の4と6をショートさせるとこのランプが点滅してエラーコードを示してくれるらしい。

・・・ということでやってみましたけどなんも点かない。

さては球切れも併発か?

と思いまして、パネルを外して球を変えてみたけどやはり同じでした。


なぜだか最初からは使わない主義のスキャンツールで見てみると、

eg (2)


ウォーニングランプ異常と電源電圧異常と診断。

点かないパネル球って、ウォーニングランプだったか?

まぁ、ともあれ噴射ポンプも電子制御のやつだし、診断でも電気のトラブルみたいだから電源回路を追うか・・・

って探してみたら、キャビン下のヒューズボックスの中が湿っておりました。

リレーを抜くと、足がまっ黒!

ヒューズボックスに水が浸入してリレーとか端子とかがダメになって電気が行かず、噴射ポンプのSPV(スピンドルバルブだっけか?)バルブが作動しなくなって燃料が行かないからエンジンがかからない・・・ということのようです。


折しも同じ現象に遭遇した方の報告がありました。⇒こちらすね♪

ああ、SPVって、スピル・コントロール・バルブっていうんですね。


下図の赤枠がSPVのリレーだそうです。

eg (1)


このリレー、高いんですね。

一個3600円ぐらいします。

このボックスの中のリレーとかヒューズとか全部外してみましたけど、大半の足が黒く変色していましたが、全部変えたら大変なことになります。

・・ので、問題のリレーのみ交換。

完治した事を確認して、あとのは足をピカピカに磨いてとりあえずはこれで様子を見てもらいましょう。

念のためグリスを吹いておきました。

メーターパネルのランプも無事点灯するようになりました。

で、なぜにヒューズボックスが濡れるのかというと、ちょうど上にエアコンのドレンホースが垂れておりまして、どうもここから水が直撃するらしい。

ということで、このホースをフロント側に回して、バンパー裏によけておきました。

多分これで大丈夫でしょう。

よしよしです♪



追伸

車は日産アトラスですが、実はいすゞのOEMでした。

車は違いますが、こちらも参考になりました。