「孫子の兵法」
という本を読んでいたら「呉越同舟の計」というのが出てきました。

元々敵同士の者でも同じ船に乗り合わせて遭難に会いそうになると協力して助け合うようになるという事だそうですが、その説明文に、

「この戦略は、国の場合にもよく使われる。内政に破たんが生じると、対外問題で危機感をあおりたて、国民の注意をそらして、国内危機を乗り切ろうとする」

とありました。

まぁ、みんなが力を合わせて危機を乗り切る動機づけとなるならいいんだろうなぁと思うのですが、逆効果だと怖いですね。

と、同時に、兵法とか作戦とかいろいろやり方があることを勉強しとかないと、民衆は容易にコントロールされるんだろうなぁとも思いました。

やはり、持つべきは知恵ですか・・・