以前、横溝正史さんの会談で触れられていた傑作長編小説「大菩薩峠」。

横溝氏は主人公の特異な性格について触れていたのですが、以来僕の中では机龍之介とはどんな人物なのかというのが気になっておりました。

この一点だけで若い頃からずっと読みたかったんですが、長いのでなかなか手が出ない。

おまけに未完らしいし。

全20巻の書籍を揃えるとなると、狭い家が更に狭くなるといって奥さんに怒られるし。

しかしふとしたことから青空文庫で見つけたときには小躍りして喜びました。

電子書籍なら場所は取らないし、iPhoneで外で読める。

・・が、やはり長い。

ちびちび読んでてもう1年かけてるのにまだファイル19です。

青空文庫版は41ファイルまでだから、まだまだですね。

主人公の机龍之介ですが、ニヒリストの元祖と言われるだけ合って、キャラとしても、なかなかインパクトがあります。

まあ、辻斬りを生き甲斐とする殺人鬼ですが・・・

現実にいたら困るのですが、物語の登場人物としては、これぐらいの人物が出てこないと話が回らない。

推理小説作家としての横溝氏のお気に入り(?)というのも分かります。

それとちょっとですけど、知識が増えて含蓄が増えたような気がします。

傑作といわれる作品には今後も目を通していきたいと思いました。