以前、ネットワークビジネスに興味があったことがあってセミナーにもだいぶ行きましたが、その中でAさんとBさんとCさんっていうのが出てきて、Aさんが話す人、Bさんがお客様を連れてくる人、Cさんが新規のお客様って感じの話がありました。

BさんはCさんに予めAさんの凄さを話しておく(ティーアップ)。

そうすると、Cさんには話を効く準備ができるので、効率よく売り込みができるわけですね。

でも、本当は一番説得されてるのはBさんなんですね。

第三者的な立場で誰かを、あるいは何かを褒めちぎるとその気になりやすい。

必死にならずに、自分の口で話し続けると、自分が説得されてしまう。

これは、人間の特性だろうと思います。

会社勤めでよく聞かれるのは、「この会社はもうだめなんじゃないか?」っていうセリフ。

人はマイナス要因には敏感に反応するので、少しのマイナスで日常的会話の議題になりやすい。

結果が黒字でも、赤字のような気がするのはこのためかもしれませんね。

そのうちみんなが駄目な気になって、積極的な行動をしなくなるから本当に赤字になる。

怖いですね。

ビル・ゲイツ氏は、「それとこれとは違う問題」というのを見極めるのがうまかったらしい(「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」)ですが、それがわかれば駄目なところはスパッと切り、順調なところをそのまま伸ばせるんでしょう。

これが逆で、いいのも悪いのも全部一緒くたにして全部悪いって思ってしまうのが失敗の原因だと思う。

それが口に出ると、更に自分が説得されてドツボにはまる。

危機感を持つのもいいけど、自滅に追い込まれる前に冷静に物事を見る習慣と、積極的な話ができる習慣を持ちたいと思います。