先日、車検に入れていただいたお車を取りに行くと、なぜか走らない。

ミッションが重いな・・

なんて感じながらも車載車に積み込み、お預かりしました。

で、降ろすときに思ったのが、ブレーキ効きっぱじゃないのか?

ってこと。

フロントあげて、車輪を回そうとしても重い。

おかしいなぁ・・

って、ブレーキばらしてみるか・・

で、フルードタンクを開けると、妙にねばい。

上からフルードを吸おうとしても、なんか吸わない。

吸引ホースでも詰まったか?

ってホースを取り出すと、フルードが糸を引いてる!

こんな現象は初めて見ました。

慌ててお客さんに報告すると、

「なんか、減ってたからそのへんにあったオイルを入れた」

とのこと(あとで分かったのが、チェンソーのオイルらしい・・)。

化学変化を起こしたんでしょうね。

粘いからキャリパーピストンが戻らず、ブレーキ効きっぱになったと判明。

キャリパーシールもブヨブヨになってました。

ブレーキマスターシールとリヤカップも交換。

キャリパーピストンが錆びてたのもそのせいかは知らんけどこれも交換。

執拗にブレーキフルードを追加しながら全輪エア抜きと洗浄をする。

ホースも変えたいけど、そこまではしませんでした。

今回の車検はけっこう費用がかかるんじゃないかな?

まぁ、ブレーキが効かないんじゃなくて、効きっぱだからまだ良かったです。

ブレーキフルードが減ったら必ず指定のオイルを入れましょうという教訓ですね。

タンクの映像を取り忘れたましたのでこれしかありませんが・・↓