肩のリハビリで、嬉しかった事は、話を聞いてくれること。

皆さん優しい。

人間扱いしてくれる。

って、僕って今まで人間扱いされてなかった?

って思えるくらいに優しい。

子供の頃、婆さんには孝行をトクトクと勧められ、あんま器と変わらない奉仕を強いられていた気がする。

これも被害妄想か?

いや、被害妄想が身についたのもそういう幼児体験からではないか?

思えば、婆さんは自分の自慢話と保身の話をダラダラとエンドレスに話し続ける人だった。

僕の気持ちは聞いてもらった記憶というのもない。

文句を言ってもしょうがないけど、いや、文句でもなく現実なんだけど。

怪我でもなければわからなかった自分に気がつく事ができました。

しかし、話をきいてもらえる事がこんなに嬉しいとは思いませんでした。