家が宗教をやってたせいで、かなり偏った見方をしていた。

「こうでなければいけない」

という思い込みなんだけど、年齢がいって色々経験してくると、そんなことにはあまり意味がないということに気づく。

それは、生まれてきたからただ生きているという事実。

本能で死にたくないから生きている。

生かしてくれる環境があったから生きている。

自然が与えた法則では、それ以外に理由はない。

でも、免疫機能があったり、本能が働いたりと、自分を生かしてくれるように働く体があるわけで、これは不思議な力なんですね。

神様が自分のために備えてくれた能力や環境であります。

でも、生存以外に明確に開示された答えが見当たらない。

法律も、環境も、経済も、倫理も時代や国が違えばぜんぜん違う。

極端に見れば、生存と生殖以外は人類に共通項が無いのではないか?

生物は遺伝子の乗り物に過ぎないなんて論もあるようですが、今生きていられれば、現時点ではただ感謝するしかないんじゃないかと思います。

あまり深く考えても意味がない。

プラスアルファで、成長と思える変化ができれば御の字です。

まぁ、四角四面に考えずに、与えられた時間をのんびり楽しんでいくしかないですね。