ナポレオン・ヒルさんやらデール・カーネギーさんやら色々成功哲学を読み漁ってきたんですが、大谷翔平選手も実践してるとかで有名な中村天風先生に行きあたったところで、これだ

と思いました。

そして更に思った。

「世の中を過酷にしているのは周囲ではなくて自分だ」

と。

他の成功哲学も大体ここに行き着くんですけど、イマイチ腑に落ちなかった。

それが、天風先生で突然思った。

自分が絶好調のときは、周囲もうまく動いているように思えます。

不調のときには全部がうまくいってないように思える。

結果、自分が投げやりになってぶち壊してしまう。

これまでの失敗はこのサイクルだって。

孫子の兵法だと、相手がしくじるチャンスが来る迄ひたすら準備をして待つという戦法ですが、これが投げやりになってしまうと自滅してしまう。

成功の一歩手前であきらめる。

じゃあどうすればいいかというと、いついかなる時でも投げやりにならないようにすればいい。

それが積極の心だって言うわけですが、これがなかなかムヅカシイ。

無心でいればいいわけなんですけど、ほっとくと色々と雑念が頭の中を駆け巡ります。

横からチャチャ入れてくるやつもいますしね。

「お前はこれだけ損をしているぞ」

なんて耳打ちしてくる悪魔のようなやつがおります。

そんなとき、肩の力を抜いて肛門を締めて丹田に力を入れて、何も考えない状態にするとフリーになってとても楽。

反応もしません。

これ、クンバハカというらしいです。

多分、頭で考えてこねくり回してたから成功哲学も心に至らなかったんでしょうね。

心を澄まし、身体を整えてからの成功哲学だったんだと思い至りました。