むやもとみさしの多芸ブログ

整備のことやら読書のことやら高知県の魅力やらを紹介します。

カテゴリ: 思うところ

シリンダーのダストブーツが切れていたのでシール交換をさせていただいたケースですが、ピストンがなかなか抜けない。

シリンダーが曲がっているのかと懸念ましたが、それはなさそう。

では何が原因なのか?

ビビりながらなんとか外してみると、以下の通り。

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シールがふにゃふにゃになっております。

更にスリーブにはバラけたシールの残骸が引っ付いていました。

これが邪魔して抜けなくさせていたんですね。

こういうケースは初めてです。

きれいに掃除して新しいシールを組み付けると、軽く入るようになりました。

シールやホースといったゴムやプラスチックの部品は定期交換部品で、長く放置するとやっかいです。

早めの交換をお勧めします。

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車の修理を手伝うのはかなり難しい作業で、どちらかが締めたと思ったボルトが締まっていないままで納車されることがあります。

それで、ばらした人が組むというのが基本だと思うんだけど、知らない人が善意で手伝って訳が解らなくなるケースがかなりの頻度で起こります。

込み入った修理になると、ボルトの長さが微妙に違うというケースも有り、バラすときにはどこにどれがついていたか、外したとおりに置いてあったりします。

が、途中から”手伝う”人は、ボルトは入ればいいわけで、どんどん組んでいく。

「ここまでやってやったんだから、あとは大丈夫だな」

とか言って善意の人物が立ち去った後には、大抵長いボルトが残っていて、どこにそれがついていたのかが分からない。

だから、怪しいところをもう一度外して検証していかなければならない。

それで分かればまだいいんだけど、込み入ったところのネジなんかが入っていないまま組み上げられていたりするとどういうことになるか・・・

あとで壊れたら誰が責任を持たされるかということまで考えて手伝ってもらいたい。

”協力して仕事をする”

ということは、あえて手伝わないということもあるんだという事を理解しないとどうしようもないです。

職人が一人仕事を好むのは、そういうことなんだと思います。

職種がそういう作業を含むので仕方がないのですけどね。






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ブレーキ油圧を感知するオイルプレッシャースイッチ。

これが時々漏れる。

オイルの油圧低下を感知するために付けたこいつが漏れるというのは笑えないけど、時々漏れる。

そして、漏れたときにはダラダラ作動油が出てきて、車が使えなくなる。

pt


そのへん油まみれになるのはもちろんだけど、問題はこれが漏れ出すと、部品がないということ。

部品屋さんに注文してしばらくして問い合わせても来ないので、業を煮やして聞いたら在庫無しで入荷日不明とのことでした(ワッシャだけ来た)。

スイッチの上を開けてみると、ワコーのPS-20と書いてあるんですけど、ワコーさんのサイトではコネクタも設定圧も任意に設定できるとあるが、取扱店経由で聞くと、どうやらオーダー品らしい。

ワコーさんのサイトには、長さも提示されている。

無題


ネジ山は現物で見ると、M14×1.5で動作圧は車両のマニュアルから3.9Mpa(3.9Mpa未満でオープン、以上でクローズ、誤差プラマイ0.5)と判明するも、プレッシャスイッチは種類が多くて、これに合致する代替品はそうそう見つからない。
電極のカプラーは違っても、元のをはんだ付けして使えるけど、電極は2極(ボディーアースでないもの)。

ブレーキの部品で壊れたら危ないのに、なんで部品が無いのか?

日本の産業の斜陽がこんなところにも現れているのかと嘆かわしい・・・










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読みかえしました。

無題

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

日本軍が何故負けたのかということより、日本の組織の陥りやすい弱点が浮き彫りにされている。

結論を言えば、目的の曖昧さ。

一つの例として、ミッドウェー作戦の目的が挙げられていて、引用すると

「ミッドウェー島を攻略し、ハワイ方面よりする我が本土に対する敵の機動作戦を封止するとともに、攻略時出現することあるべき敵艦隊を撃滅するにあり」

解説では、

「前段は、ミッドウェー島攻略を志向し、後段では米艦隊撃滅を目的としている」

となってます。

戦争の開始と終結の目標に関しても、

「そもそも米国の対日戦略の基本的戦略は、日本本土の直撃、直接上陸作戦による戦争終結にあった」

のに対し、

「日本はある程度の人的、物的損害を与え南方資源地帯を確保して長期戦に持ち込めば、米国の戦意喪失、その結果としての講話がなされよういう漠然たるものであり・・」

という対比がなされてました。

漠然と、戦争が集結するんではないかという希望的観測で始めたということでしょうか?

これ、今の日本社会にも受け継がれてるような気がします。

多分とかおそらくといった推測から発して、目的が曖昧なまま事を始める。

また、決めたことも、”言わんでもわかるだろう”という伝え方、”つもりだった”という考え方。

多分、忖度が日本社会の基盤なんですね。

少子化問題も、なんとかしないといけないと言われて久しいですが、

少子化を止めるという明確な目的を立てることもなく対策は立てる。議論する(した)。

で終わる。

なんとかしなきゃって言いながらなんとかできないのはやはり日本の本質なんでしょう。

トランプ氏みたいに貿易摩擦をなくすって目的を立てていきなり行動に移すのも混乱しますけど。

いいとか悪いとかは、誰にも言えないとは思うけど、国民が命をかけた戦争で目的が曖昧だったんで玉砕という自滅の道しか見えなくなったんではないかな?

有事にはそれではだめで、逆に平和時には、忖度、玉虫色の社会の良さが生きてくるんではないかと思います。

そういえば、この本で取り上げられていた行きすぎた精神論というので思い出したのが、昔聞いた宗教の話。

社会現象や事件の一部参照して、
「多分こうでしょう」
っていう話から始まって、
「恐らくこうでしょう」
で、
「絶対こうでしょう」
となり、
「だからこうしなさい」
って結論になる。

最初のところが”恐らく”なんだから、推測が基盤になってるのに結論は確定的になってる。

勧誘する方は目的がハッキリしているから聞いてる方は、

「この人、考え方がしっかりしてるー」

って、持ってかれてしまいます。

でも、日本人って、この手の話が好きなんですよね。

夢見がちな民族なんでしょうね。

それとも、「あっちもいいけどこっちもいい」って、欲張りな民族なのかな?

八百万の神がいますからね。





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ユニックの自然降下が激しくなったのでデリックシリンダーを開けてみました。

外すのにキャップが無茶苦茶硬い。

最後には冶具を溶接して外す。

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・・と、ピストンが外れて出てきました。

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かなりおかしい。

ので、よく見ると、固定のためのネジが破損していました。

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条痕が・・

更にチューブを覗くと、

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もうどうしようもない。

ネジが緩んで飛び出たところを使って上下動させたのでチューブに傷が入ったんでしょう。

それがまたピストンとシールに傷を入れて油圧が保持できなくなったという事ですね。



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バックモニターがつかなくなったとの事で入庫したトラック。

電源はACCから取っていたので、ヒューズを確認したら切れてました。

次に、どこがショートしているのかを探す。

簡単なところから・・

って、すぐにシガーソケットがグラグラなのに気づいて外してみたら、案の定。

siga


ちょっとあっけなかったですけど、ヒューズを取り換え、外れたプラス端子を養生して完了です。

バックモニターまで追いかけないといけないかと思っていたけど、これは楽でした(^^♪
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学生のころ、和式水洗トイレで水を流してどっこいしょって立ち上がった時に、ばあちゃんからもらった小さなお守りが落ちました。

そのまま流れてしまったんだけど、帰省した時にそれを言ったらばあちゃんが激怒した。

今にして思えば、唐突に言ったので便器にお守りを捨てたって思ったんだろうと思うんだけど、その時には、何故に怒るのかが分かりませんでした。

言い方ひとつで相手のとらえ方も違うもんだと思います。

その前に、わざわざ言わなくても良かったんじゃないか?

って思う。

大事に持ってますよって事で良かったんじゃないかな?

思いやりが足りなかったな。

そういう生真面目さは日本人の特性かもしれないけど、社会を見渡せば、学校、マスコミ、家庭に至るまで潔癖症(病?)が蔓延しているような気がする。

思いやり=忖度

なんだか似てるような気もする。

忖度したかどうかなんてもはやどうでもいいと思うけど、白黒つけたがる社会っていうのも窮屈なもんだと思いました。

あんまり緩むのも困るけど。

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子供のころ、僕は親や祖母と言い合いになることが多々あった。

高校のころになると、屁理屈も覚えてなかなか生意気なガキになっていた(んだろうと思う)。

女性には多いが、同じ話を何度もするという習慣が祖母にもあって、小さいころから宗教の話を繰り返し聞かされていてうんざりしていたのもあっただろうけど、僕は遂に持論を展開して反撃に出た。

しかし、しばし言い合いをして、祖母が答えられなくなった時に妙にかわいそうになった。

だからといって、その時に謝ったりはしなかったのだが、一つ教訓を得た。

議論をして勝ってもいいことはない。

そこで相手を打ち負かしても、恨みを買ったり人間関係に亀裂が入るばかりだ。

増してや年寄りを苛めたとなると気持ちも悪い。

それから、徐々にだけど、僕は言い返したくなった時には一呼吸置くようになった。

自分の中の目的も、相手に勝つことよりもっと実利のある人間関係に重点を置くようにした。

これが後に「必要な事も言わない人物」という「悪評」を買う事にもなるのだが、長い目で見たら、フラストレーションは溜まるけれども、それはそれで良い結果を生み出すのではないかとも思う。

黙っているとボディーブローのように相手にダメージを与えることもあるようだけど。

それでも、時々激発的な感情が出るときもあるのだが、概ね良い人生をおくれているのではないかと思う。

祖母のお陰だ。

生きてる時に言うと舞い上がる祖母だったので生前には言わなかったけど、そういう感じで大きな遺産を貰ったと思ってる。

ありがとうございました。
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ブレーキのバックプレートからオイルが漏れているって事で急遽修理となったエルフ。

他のライニングも減っていたので、4輪ともオーバーホールすることになり、開けてみると・・

見るなり

「たまぁるか」

って、言葉が出ました。

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こんなかんじ。

ブレーキオイルではなく、グリスが回ってました。

ハブの中のグリスもしゃぶしゃぶ。

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掃除に時間を取られてかなり時間がかかってしまいました。

多分これ、ハブナットの締めがやや緩かったんではないかと思います。

外すときの緩いと思ったので。

それともベアリングの寿命でガタが出たか?

しかし、他のハブに比べてグリスが変質していたので、ベアリングが踊ったかなにかで結構熱が加わってたんでしょうね。

奥のハブシールの耳が逝ってしまったのかグリスが液状になったので隙間から出てきてしまったのか良く分かりませんけど、まあベアリングは無事みたい。

なんとか夕方には組み上げてあとは乗ってもらうしかないです・・

他の原因もあるかもしれないので。

最後に恒例で、車に手を合わせて

「どうかご無事で。ありがとうございます」

って送り出します。













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さっき、トイレに行って立ち上がって突然衝撃を受けた!

「お尻のお肉がないと、大変なことになるぞ!」

パンツを不必要に汚さないためにはこの盛り上がりが必須ではないか!

更に、これがないと座るときにまんまこうもん様が刺激されて痔になる恐れが大きい。

こうもん様を守るためのスケさんカクさん的な存在が、このお尻のお肉なんですね。

そうなると、誰がこの構造を考案し作成したのか?

となる。

お尻からでも神様を感じることはできるんだ。

こういうところから宗教に目覚めるのですね。

ともあれ、ありがたいことです。

今まで当たり前に考えてたのが申し訳ない。

感謝できることはどこにでもあるんですね。



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