サイキ整備Service

日々体験したこと、気づいたことを綴ります・・・ PC等出張修理いたします! お気軽にお問い合わせください!

タグ:仕事

少し仕事が増えてくると、体が覚えててけっこううまく修理ができる。

不具合の減少から故障個所を分析、特定してどの部品を交換すれば直るかを判別する。

ここが間違うと、壊れてないところを分解したり交換したりになるのでここが勘所です。

お客さんのお話を聞き、不具合を実際に再現させ、開けられるところは開けて見てみて、インターネットの情報や、自分の経験、先輩の知恵も借りて、なるべく間違った判断が起きないようにしつこく考える。

部品や修理箇所が特定できると、必要なら見積して採算が合うなら(機械全体を買い替えた方が安いこともある)部品を手配して日程を決めて修理に取り掛かることになります。

込み入った機械になると、分解時に隣接する別のものを取り外さないとそこに辿り着けないこともあり、知恵の輪的な知恵が必要になります。

無理すると、別のものを破壊してしまう事もありがちです。

錆びてたり弱ってたりしてボルトが折れることもしばしばあるので、結構気を使います。

仕方なく折れたボルトは焼いて逆タップで取るなり溶接するなりしてリカバーもする。

必要な個所では組付ける時のトルク締めや締め忘れの確認、周囲と接触して再発や後遺障害が起きないか考えながら養生し、漏れ確認、見栄えの良さ等色々気を使って組み上げる。

最後にきちんと直っているか作動させてみる。

ここまできてうまくいかないことも良くあって、また開けるんかい!

みたいなイレギュラーは当たり前と考えといた方が無難です。

撤収時には工具の置忘れも必ず確認する。

エンジンルームに忘れてたスパナが次回の修理で発見されたこともありました。

巻き込んでラジエーターとかぶち破らなくて良かった・・

このプロセスを無意識レベルでできるみたいだから、多少のブランクがあってもいけると感じた。

これからが楽しみです♪







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「過去は後悔しかなくて未来は不安しかない」

ってホリエモンがyoutubeで言ってたけど、ほんとだと思う。

そして会話がこれに入ったら考えも後悔と不安モードになって喧嘩になる事が多い。

「あんたはあの時こう言った」とか「あの時こうした」とか「してくれなかった」とか、今更どうしようもないことを責めて後悔させようとする。

「これからどうなるんだろう」とか、「このままだと破綻する」とか、不安がらせるような発言も出てくる。

このスパイラルに入ると、思考が働かなくなるので、ヤケッパチにもなりやすいのです。

ではどうすればよいかというと、何も考えない。

過去は変えられないし、記憶もそのままだったかというとそうでもない。

未来だって自分の知らない要素も動いているんだから、憶測通りに動くはずもない。

意味のないことを延々と考えて今の時間を無駄にするなんて耐えられない。

という事を知っている自分の潜在意識が苛立って怒るんでしょうね。

目の前の今できることを懇切丁寧に淡々と行う事しか安心は得られないんじゃないかな?

と、最近は思うようになりました。

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時々発作的に仕事がしたくなります。

もう中毒でしたからね。

当たるを幸いなぎ倒しみたいな勢いで仕事してましたからね。

KIMG0764


こういう過去の写真を見たりすると、飛びつきたくなります。

・・が、残念ながら手が痛い。

もどかしい限りですが、もう暫く我慢です。

あんまり考えてても鬱になりそうですし、他のことを考えよう。

まだまだ再起不能なわけでもないぞ。

希望はまだあります。

希望を失わずにリハビリに励みます・・

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「社員は社長に幻滅して辞めていく」

一倉定さんのお話の中でお聞きした言葉です。

自分の経験からすると、こういう経過があります。

わが社の社長が懇意にしている(?)会社にあるフォークリフトの特定自主検査を頼んだら仕事が取れるから行ってくるようにという指示が出たことがありました。

行ってみると、「そんなに使わないから特定自主検査はやりません」という事務的なご返答。

これをメールでわが社の社長にお伝えすると、社に戻ってから滅茶苦茶怒られる。

「車検もいっこも取れへんやないか!」

忙しくて、てんてこ舞いの状態でこれを言われるのはなぜか?

思うに、親しい(?)会社の社長から断れたのでプライドが傷つけられたのかもしれません。

これは一例で、大体似たようなことが延々と続いてきた。

言った言わないで揉めるのでメールで連絡するようになったのもそういう経過でありました。

まあ、こなせないような余計な仕事を取らないようにしてたんだけど、もう営業はやらないなんて思い出すと、なぜか仕事が入ってくるんですね。

これがまた嫌みたいで、イジメに近い状態に・・

お世話になって来たので我慢してたんですけど、性格の不一致ってやつは解消されることはないみたいで、同じようなことがすっと起こる。

一倉さんはこういう事を言っておられたんですね。

短気は損気というのも目の当たりにしました。

教訓を身をもって知る貴重な経験でありました。

ありがたいです。

それと、仕事って命を賭けてまでするもんでもないと思うんですよね・・



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怪我して以来、仕事もできずまんじりともしなかった10ヶ月。

その間に退職もして、鬱も発症しかけた10ヶ月。

これからどうしようかと悩んできた10ヶ月。

左手は未だ握力は半分で、何となく使える中指と薬指で物は持てるもののちょっと重いものは難しい。

リハビリがてら少し作業してみるも、関節の潰れた人差し指が痛い。

知人の工場でドライブシャフトのブーツに挑戦してみましたが、これがなかなか・・

KIMG0760


2023年から新時代に入るとゲッダーズ飯田さんが言ってたので、そろそろ準備しなきゃなと思っているんですが・・・



いや、今月から準備しとかないと間に合わないらしいし。



まずは掃除しなきゃ・・

仕事したい情熱はずっと燃えておりますが。




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前から思っていたことなんだけど、人間ってキャパシティが少なくて決まっているから、何かを手放さないと何かを得られない。

それを、あれもこれもと考えてるから何も得られなかったりします。

マキシマリズムに陥りやすいのはそのせいだと思います。

ひとつこなして次のことに着手すべきなのに、並行作業をやってしまう。

この欲深さが悩みの原因なのではないだろうか?

もう十分持っているのにもっともっとというのは傍から見てればどうかと思いますが、無意識下でやっちゃうんですね。

太古に植えていた我が先祖の遺伝子に組み込まれた危機意識がそうさせるのでしょうか?

これは人脈も同じで、これまでの人脈を捨てないと新しい人脈が出てこないこともあります。

友達の友達がみんな友達かと思っていたら、友達と友達は反りが悪かったりします。

そう考えると、物事がうまくいかないなと思って時にはちょっと何かを手放してみるのもいいことかもしれませんね。

人脈も、自分の器も広がるかもしれません。

きっと、人生の転機ってやつも、そうやって訪れるのでしょうね。

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機械整備が趣味みたいな僕ですが、手をけがしてどうしようもなく8ヶ月も休んでおります。

ドクターが良く言わないのと、固まった指が当たって左手が使えないので。

どうしようもないです。

職人の指が大事なのは間違いないですが、結構きつい。

いや、お金のことも気になるけど、仕事を忘れるんじゃないかと思うのが非常に気になります。

ワーカホリックだった頃からすると真逆の状況で、これもまたしんどいものですね。

動かないことも学びなさいという教訓だと思います。



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仕事中に怪我をして、もう7ヶ月も休職しているわけなんであるが、会社からも連絡があり、暇なのも飽きたし仕事もしたいしそろそろ進退を決める時期が来たと思っている。

身体もなまっているし、戻るにあたって職場環境を考えた。

まず前から反対していた技能実習生が2人、半年前から来ている事。

ここでアウト。

他に1人、重機屋さんから整備士が入ってるとのことであるが、先日会社の車を見かけたけど無表情の3人が乗ってたのがそのトリオだろう。

ともあれ、農業や流れ作業の仕事ならともかく、現場で重機の修理をするとなると言葉が通じないのであれば教えることができない。

人員にも資本にも余力のある大企業ならともかく、2人しかいない現場で半年ごとに売上を上げろと締め上げられるような状況(しかも、僕以外にいた一人は1年前に辞めている)では人を育てる余裕などないと思う。

そもそも修理屋さんで利益を上げるという事は、お客さんの機械の故障を直してお金をいただくということで、何人もで行って故障を直しても人件費で赤字になる。

いくら安い技能実習生でも、2人も連れて行けば自分の給料は稼げない。

それなら彼らだけ現場にいかせて電話で指導すればいいじゃないかと言われても、

日本語もたどたどしい状況でなにを指導するのか?

想像すると、たとえばこうなる。

「エンジンが止まりません」

「エンジンキーをオフにして数秒後にストップソレノイドが作動するか見て」

「作動してません」

「ストップソレノイドの端子に入っている2つのうち上側の端子がプラス側だから、そこのプラス端子とボデーアース間に、エンジンキーを切った直後数秒間24Vが来てるか測定してもらえます?」

「来てません」

「じゃあ、それの上流はエマージェンシーリレーの出力側だからエマージェンシーリレーから出てる黄色の配線にテスターのプラス側の針を挿して、ボデーアースとの間にキーオフ直後に数秒間24Vが出るか見て。出てきてたら配線が断線してるから配線をバイパスさせてみて。

出てきてなければエエマーージェンンシリレーの故障かエマーージェンンシリレーに入力がないかだから入力側の白に赤線の入った配線にまたテスターの針を挿して・・」

日本人相手でもかなりストレスが溜まる。

結局このパターンで自分が現場に行ってやり直したことが何度もある。

電話で技能実習生相手にできますか?

いや、学校ならそれもいい。

教えるのが目的だから。

でも、会社は利益をあげなければならない。

もたもたしてたらお客さんも離れていくだろう。

機械が止まると一日あたりいくら損失が出るのかという計算はお客さんも当然する。

お客さんは機械を使って仕事をしたいワケで、自分の所の機械を実習で使われる事は望んでいない。

迅速確実に直さなければ、いくら説明をしても他の修理屋を探すだろう。

その貴重なチャンス、時間を回りくどい説明に費やすのは会社の自殺行為とも言える。

社長親子に売上が減ったって責められた時、

ヤフー知恵袋に

「別事業につぎ込んでるのが明らかなのにこちらばかり責めてくるんだけど・・」

って悩みを書いたら、ソッコーで

「彼らの会社なんだから当たり前。なぜ辞めないのか」

といった回答が寄せられた。

洗脳の解けた今なら僕も同じ回答をする。

会社も儲けが出た時に調子に乗って隣の家を買い、設備を拡張した矢先に僕がケガをし休職したので、かなりのマイナスが出ているはず。

やはり、どう考えても復職はムリである。

仕事は好きなんで、また別の方法で修理の仕事を始められるように準備をしよう。

そもそも、面接に立ち会ったけど、技能実習生にはキャンピングカーの製作をしてもらうと言ってたのに来たら重機の修理に使うなんておかしいんじゃないかと思うんだけど、現代日本の奴隷制度は恐ろしいと思った。



















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なんでこんなに忙しいのか悩んだ時期があったけど、

ある広告人の告白新版 [ デーヴィド・オーグルヴィ ]

を読んでて理解しました。

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仕事が増えたらこなせなくなるので、適度に喋らないようにしてたのが逆に功を奏したのである。

更に、出張修理業というのはお客様の所に出張して修理するわけだけど、修理中は仕事に集中しているので、どうしても相手が喋るのが主体になる。

つまり、オーグルヴィさんが仰るとおり、

「聞き役にまわればまわるほど、”敵”にはあなたが賢く見える」

「沈黙は金だ」


なるほど。

お客さんから見たら僕は、

「なんだかこのおっさん凄いぞ」

状態になっていたのであります。

相手の意見に反論しない。すべて肯定するという我が身の習性に加えて、沈黙というスキルを身に着けた僕は、いつのまにやらそういう事になっていたのでありましょう。

忙しさが自分に思わぬスキルを身に着けさせてくれたわけですね。

素晴らしい!

でも、暇になったら仕事クレクレタコラに戻って逃げ回られるかもですね😁。

気をつけよう。








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