サイキ整備Service

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タグ:商売

子供の頃、おじいさんのやっていたお店でアルバイトをしていた。

そこでひらめいたことがあった。

このアイス、30円で買って家に持って帰ったら5円の運び賃のっけて家族に売れば5円儲けるぞ。

今にして思えば、将来の商売人の誕生の瞬間であった。

と言いたいところだが、母親に怒られた。

そんな姑息なことはするなという。

当時の親はサラリーマンであったから、お金は時間換算で貰うという感覚であったのだろう。

僕はそのままお金は汚いものだと思い込んでしまった。

お婆さんの宗教教育でこれが進み、資本主義社会にさえ疑問を持つようになり、宗教に出家する事も考え始めた時期がある。

あの頃は終末論が盛んで、かなりヤバい空気が漂っていたから、もうどうしようもない感じでありました。

まあ、その後何十年も労働の対価を請求することもできずに、ブラック企業、あるいは無償で働くことを美徳とした結果、悪質なテイカーに捕まり搾取され続ける生活を送ってきたわけでありますが、それも大きなけがをして電話もブロックしまくり仕事も辞めてやっと目覚めたわけであります。

さて、これからどうやって巻き返すか。

来年が楽しみなところでありますね。



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色々本を読んでると、何をするにもまずは人格が大事だと書かれている。

それはそうだと思うが、単に人がいいのとは違う。

求めるべき人格者はまず視野が広いと思う。

人がいいだけで視野が狭いとすぐに騙されてしまう。

いわゆるテイカーに全部持っていかれるのはこのタイプ。

自分が頭がいいと思っている専門家も騙される。

視野が一点集中で他の事には油断しているから、不意打ちに弱い。

このタイプは宗教家にも多いです。

この逆を目指したいところですが、僕が思うに、広く深く勉強し、どこにでも首を突っ込める度量があり、人の意見を聞けるというのが理想ではないか?

これに加えて現場経験も豊富で、それゆえに相手の気持ちも理解できる人。

おらん、そんな人は。

いや、どこかにいるかもしれないけど。

ジャック・マーがそれに近いかな?

知り合いじゃないからあくまでイメージですけどね。

たたき上げだと意地悪になったり頑固になったりするし、現場知らずの頭でっかちだと手を動かさずに下をマネジメントしようとしてうるさくなる傾向にあると思います。

ともあれ、商売の相手にするにはまず人格が悪いと取引したくないのは理解できます。

商品は好きでも厭味ったらしく嫌いな奴からは買いたくありませんものね。










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先日、お世話になっている取引先の社長様から聞いたお話。

「ネアンデルタール人が滅びてホモ・サピエンスが生き残った理由を知ってる?」

「なんですか?」

「ネアンデルタール人は体が大きくて強かったから単独で行動した、だけど、ホモサピエンスは体も小さくて弱いので仲間と協力し合ったからだ」

「弱いものが集団で狩りをしていると、誰かが棒や石を使うことを考える。そうすると、他の者もそれを真似て棒や石を使い、更に工夫を始めるものが出てくる。そうやってホモ・サピエンスは生き残ってきたんだ。強かったネアンデルタール人は、単独で行動したので絶滅した・・」

要は、弱者である個人事業主が協力し合えば生き残れるぞって事を言いたかった訳ですが、まさにそのとおりだと思います。


「おれが、うさぎのように臆病だからだ…
だが…臆病のせいでこうして生きている…
虎のような男は、その勇猛さのおかげで、早死にすることになりかねない…
強すぎるのは、弱すぎるのと同様に自分の命をちぢめるものだ…」

って言っていた、ゴルゴ13みたいなセリフです。


ものの分かった人というのは、深い言葉を語りますね。

奢ったり意地を張っても長くはもたない。

真に強力なのは、弱いものの協力、集合体であります。

そういえば、佳境の強さはご近所、仲間うちで売買を行い、日本人の弱さは他に同業者のいない所で商売を始めたがるところである、というのを斎藤一人さんのお話で聞きました。

心に留めたいものです。



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「今度独立しすんでよろしくお願いします」

この言葉で、人間が分かるというか、人脈が変わるのを目の当たりにしました。

部品屋さんは冷たくなり、「契約はいつ行けばいいでしょうか?」というLINEは既読スルー。

自分についていてくれていると思っていたお客さんも冷たい。

逆に、最近疎遠であったお客さんは、自分に仕事を回してくれると言ったり、実際に仕事を回してくれたお客様もありました。

まるで芥川龍之介の杜子春であります。

経営者は孤独であるという言葉をある社長さんからお聞きしたことがありましたが、まさにその通りであります。

これを乗り切らなければ、経営者の道は閉ざされる。

まあ、コツコツと相手を見極めながらやってまいります。

捨てる神もあれば拾う神もあるでしょう。

自分の技術を必要としてくださる人もあるのではないかな?

まだ始まったばかりですからね・・・

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僕の営業哲学。

「追うと逃げる追われると怖い」

これは当たり前だと思います。

逆の立場で考えると理解できるのでありますが、自己欺瞞に陥った人にはこれが分からないみたいであります。

「俺が欲しいんだからお前が出せ!」

「俺がこれだけ言ってるんだからお前がやらなきゃ!」

この考えを根底にして、

「僕が言えばやってくれる」

「これだけ金をつぎ込んだんだから成功するはずだ」

という所まで行き着いたら孤立が見えてきます。

「物がなぜ売れないかと言うことを知りたければお客様のところに聞きにいけ」

っていう一倉定先生の持論とは逆ですね。

メタ認知ができていません。

お客さんのところに定期的に行って、「お願いします!」で結構うまくいくと思うんです。

それが、会社にいてオーダーを待っていたって、いつまでもお客様はやって来ない。

当たり前ですが、人間、接触の多いところに親しみを感じます。

「追うと逃げる追われると怖い」でも、いつもそこにいるなら自然に注文できるわけですね。

親しくなるのはいいけど、これが行き過ぎて家族みたいなイメージになると、頼みやすい代わりに無料とか格安が当たり前になってしって商売にならなくなるので、距離を保つのは大事ですけどね。

付かず離れずきやすくなりすぎずでガッチリです!


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古い車両で、ラジエーターホースから水漏れ。

メーカーに問い合せたところ、生産中止で供給不可だとのことでした。

まずは部品屋さんに現物から制作してくれるところを探してもらった。

三週間ほどナシのつぶて。

その間、何度も問い合わせたけど、探していますでのばされた。

ホースだけはあったとの事で、直のホースだけ納品してきました。

ジョイントはまだ探しているとのことでした。

遂にお客さんから催促の電話があり、もうこちらで探すから現物を返してくださいと言って返してもらう。

で、インターネットから廃盤になったホースを作ってくれそうな3社を見つけて問い合わせ。

これが土曜日だったので、メールで問い合わせた2社はHPでは土日休みとなっていたので、すぐの返事は期待せずに問い合わせ。

後の1社はLINEで問い合わせができたのでお友達登録して問い合わせ。

こちらはすぐに返事が来たので、即現物を送る。

メールで問い合せた1社は夕方に返事が来たが時既に遅し。

切羽詰まっている時に助けになるのはやはりすぐにリアクションしてくれるところです。

こういう時は価格比較なんてやってるときではない。

安くて遅いか高くて早いか、どちらを選択するかという時には自ずと勝者が見えてきます。

しかし、LINE恐るべしですね。

最初の地元の部品屋さんに聞いたら延ばしに延ばした挙げ句、納品したホースは返品不可だとのことで、ここが一番まずい対応でした。

目に見えない相手との取引が不安だったから地元に頼んだんですが・・

初めての取り引きで現物を送るネットでの取引は立替もありますが、一度付き合いができてしまえば後は(たぶん)安心です。

もっと視野を広げていかないとダメだと思いました。

それとお客さんの立場から言えば、うちも、もっとレスポンスを良くしていかないといけないなと思いました。

雇われではしないけど、自分でやるときにはLINEも活用すべきだと思いました。









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