西原理恵子さんの作品で、本当に偉いのは坂本龍馬でなくて司馬遼太郎ってのがあったけど、それはそうかもしれない。

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長く忘れられていた英雄を掘り起こしたのが司馬遼太郎さんであったと思うからだ。

というか、小説の主人公になった段階で、かなり美化されている。

現地でボロカスだという野口英世さんみたいに、誰かの利益のために美化されて伝記化される人物というのは聖人君子とはいかないようだ。

死後褒め称えられる英雄と同様、かなり後にメチャクチャ言われる暴君ネロだとかも意外と平凡な生活を送っていたのかもしれない。

まぁ、夢とか理想というのはあってもいいものだとは思いますけどね・・

僕もなにかの拍子に死後かなり経って聖人化される可能性だってあるわけだ(無いと思うが)。