最近手に入れた大前研一さんの本。

「知の衰退」からいかに脱出するか? そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!

oomae


2011年の本ながら、大いに啓発されました。

”愚民政策がもたらした日本の没落”

的な感じの切り口ですが、そんな中でもやる人はやってきたと思う。

大戦前の日本人は差別意識の強い人や意地っ張りが多く、迷信に惑わされたりする反面、根性や精神論で乗り切ろうとしていた人が多かっただけに、暴走しだすと止まらないところがあったと思うのですが、現在の日本人はもっと知的になってるんだからそれを武器に戦えばいいと思う。

この本では、低IQ社会で得をしている日本政府=官僚機構が、「看板のつけ替え」「問題を知らせない」「知らないふりをしてごまかす」という手段で利得を得ている事が挙げられてますが、これは昔と変わらない。

結果、考えて行動するという習慣が奪われてしまったらしい。

「退職手当債」なんて怒る人もあまりいない(僕もこの本を読むまで存在さえ知らなかったし)。

そればかりか、所得税増税も消費税増税も、なんとなく納得して受け入れてしまう。

金持ちは、バブルの頃みたいにやると打たれるから目立たないようにしてるし、貧乏人は愚民化政策にのっかって楽しい娯楽にふける。

今のところ動かせない現実がこれでも、それを前提として理解したうえで何をすべきか。

僕らはその辺を考えないといけない。

まじめに働いて自分を追い込んで自殺に至る人が一番割を食うんだと思いますけど、そうなる前に選挙に行って一矢報いるくらいのことは考えてもいいかもしれない。

どうせ世の中は利害関係で動いているんだから、どうすれば踊らされる側から躍らせる側に行けるか考えてみるのもいい。

まあ、そういったことを考えるのにいい本だと思いました。

この方の著作をもう2、3冊読んでみたいと思います。