サイキ整備Service

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タグ:後悔

「過去は後悔しかなくて未来は不安しかない」

ってホリエモンがyoutubeで言ってたけど、ほんとだと思う。

そして会話がこれに入ったら考えも後悔と不安モードになって喧嘩になる事が多い。

「あんたはあの時こう言った」とか「あの時こうした」とか「してくれなかった」とか、今更どうしようもないことを責めて後悔させようとする。

「これからどうなるんだろう」とか、「このままだと破綻する」とか、不安がらせるような発言も出てくる。

このスパイラルに入ると、思考が働かなくなるので、ヤケッパチにもなりやすいのです。

ではどうすればよいかというと、何も考えない。

過去は変えられないし、記憶もそのままだったかというとそうでもない。

未来だって自分の知らない要素も動いているんだから、憶測通りに動くはずもない。

意味のないことを延々と考えて今の時間を無駄にするなんて耐えられない。

という事を知っている自分の潜在意識が苛立って怒るんでしょうね。

目の前の今できることを懇切丁寧に淡々と行う事しか安心は得られないんじゃないかな?

と、最近は思うようになりました。

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僕は他の人に迎合する所があって、そこがウィークポイントであります。

言い合いしても時間の無駄だし、どうでも良くなる。

人になにか教えてやろうなんてほど親切でもありません。

しかもAB型のせいか、気が変わる。

色々言われているうちに、その気にもなります。

悪く言うと洗脳されやすい。

でも冷めやすいので、すぐに意見を翻します。

いや、本気でそう思っている。

学生時代には、ソニーのオーディオの訪問販売でその気になった。

組み合わせで選べるリバティーシリーズでありました。

月々3000円の支払いでOKであります。

度々来るので、どうしようかなー?

って思っていたら、寮の隣の部屋のやつが買った。

で、その気になって僕も契約。

商品が来るまでに、先輩に自慢したら、

「お前、やめとけ」

って言う。

で、その気になって断りの電話を入れるが、当時はまだクーリングオフも十分な制度でもなく、電話で押し切られてまたその気になる。

でも、親切な先輩にまた

「ちゃんと断ったか?」

って言われると、また気が変わる。

自分がないんじゃないかと自分が心配になる。

そもそもそんなこと人に言うもんなのかと今では思うけど、嬉しいと自慢しいで言いたくなるんですね。

このクセはなかなか治りませんね。

特に「ホウレンソウしろよ」なんて会社で言われると、ああ良かったんだってまた癖が出る。

これで起きた失敗が、エンジンOH事件です。

社長が、お客様の車の排気ガスが白いなって言い出したところから始まります。

そう、ディーゼルエンジンの排気ガスが白かったんです。

でも調子は良かった。

これが、燃焼室に水が入っているという解説になります。

「それならラジエーターの水が減ってる筈なのにな・・」

って思ったけど、黙っていた。

例によって、

「そうなんかな?」

って、その気になったからであります。

そもそも冬場の朝イチは温度が低く空気中の水分が多いがために排気ガスは白くなることがあります。

冷却水が減っていたとしても、ターボから侵入した水分で白くなることだってある。

が、それでもエンジンのヘッドガスケットが抜けていると自信満々に話す社長・・・

「そんなものなんかいな?」

ってまた納得する。

ずるずるとエンジンを降ろして持ち帰り、オーバーホールをすることになる。

部品を取って、エンジンをバラし始めると、張り切った社長が手伝うと言って加勢のおじさんと総掛かりでやりはじめる。

こうなるとまた僕はどうでも良くなる。

エンジンのボルトは長さが違うものばかりで、容易にどこにどれが入っていたかが分からなくなる。

これを分かるように並べておいても組むことを考えていない人はきちんと並べるんですね。

こうなると組む段になって

「ここのボルトはどれや?」

聞かれても

「お前がバラしたんだろう」

と言われてもさっぱり分からない。

「きちんと分かるようにしてたのに、あんたがバラバラにしたんじゃないか」

って言いたいのにまためんどくさくなって穴の長さを比べながら元のボルトを探していく。

その間にも”手伝う組”がどんどん組んでいくからますますどれがどれか分からなくなって、どうしようもなくなる。

そのうち彼らも組むのが分からなくなるので、また

「これどれや?」

って・・・アホか!ってなる。

こいつらパーやろ!

って思いながらもまだ我慢していると、他の修理依頼が入って出動。

帰ってくると、手伝い組がニコニコしながら、

「組み上げたよ」

って・・・・

横の箱を見ると、ボルトが10本くらい余っているゥ!!!!

「ちゃんと組んだんだんですか?」

って聞いたら、当然のごとく、

「組んだよ!」

さあ帰ろうって帰ろうとする手伝い組。

そこで社長が、

「明日載せようかね」

これで、バラして組み直すという選択肢はなくなりました。

このエンジンは、載せたあとも、ヘッドガスケットからクーラント漏れを起こし、現場で車載状態のまま再度ヘッドガスケット交換をし(持って帰る必要なかったじゃん!)、更にかかりが悪い現象を繰り返し、そのたびに朝5時半出8時現場到着で、着くと同時に「もう直った?」の質問攻めの嵐。

排気ガス、相変わらず白いし。

社長には燃料ホースからエア吸ってるとか、セジメンタ(水抜き)が悪いとかアイディアを出していただいて、部品交換しまくりです。

そのうち先方の工場長に

「部品替えんでエンジンを直せ!」

なんて怒鳴られ、最後は無視されるようになります。

その間にもボルトの抜けがないか色々見てたんですが、当たり前ですがどうにも分からない。

取引停止になったあと、よそがみることになっていたのですが一年半後に外れたコンロッドがエンジンブロックを突き破って”足を出し”ました。

原因はマニュアルの読み違え。

コンロッドのキャップを組む時に、社長がついていて、

「締め付けトルクなんぼや」

「〜Kgf/cmです」

「よし、締めろ」

って、自分で見て黙って締めればいいじゃんっていうのをいちいち指示してくるので慌てて別のエンジンのマニュイアルを見ていた模様。

正しくは、規定の締め付けトルクで締めた後に90度更に締めて、もう90度締めるということでした。

これ、後で分かったんだけど。

ともあれ、ムチャクチャでした。

喧嘩してでもきちんと言って正さなかった僕も悪かった。

お客様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そういう事で僕は自分でやらなきゃダメだって結論したのでありました。





















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昔、行きつけの喫茶店で、マスターの奥さんの似顔絵を描いてくれないかっていわれて挑戦したことがある。

結論から言えば、描けなかった。

なぜかといえば、そのまま描くと恐ろしいことになったからだ。

きれいでなくても魅力的に描ければいいんだけど、似せて描くとどうしても・・・(これ以上は言えない!)

何枚か描きかけて、奥さんも悟ったのか、

「もういいですよ」

になった。

あとは(僕のせいでもないと思うけど)平謝り。

無謀な挑戦をした自分に、しばらく落ち込んだ。

あれ以降、似顔絵は描いていない。

大きなトラウマである。




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