傍から見たらよく分かると言いますが、江戸時代の日本を見た外人にはどう見えていたのか?
興味深い視点で書かれた本です。
第1章 美しい自然と街と村
息をのむほど美しい日本の四季
維新後に西洋化が進むと汚水の害が・・・
清潔な畳の万能性に驚嘆!
江戸時代に花開いた世界に冠たる園芸文化
涼を求めて、あえて道を石畳にしなかった?
日本の田畑には雑草が一本もない?
第2章 社会の仕組みと制度
「将軍」と「天皇」の関係を彼らはどう理解したのか?
「平民だけが国の富をつくる」-理不尽な身分制度に対する批判
世界屈指の治安のよさ-その背景にあったものとは?
治安を維持した厳罰主義だが、連座制には疑問の声も
第3章 不思議な日常生活
風呂が日本女性の老化の原因だった!?
なぜ、玄関で靴を脱ぐのか?
摩訶不思議な姿勢「正座」に悶絶
日本人の識字率は数百年間ナンバーワン
せっかくの美貌がお歯黒で台なしに・・・
生活は厳しくても満ち足りた生活をおくれた理由とは?
真面目によく働くが、遊ぶときはとことん楽しむ庶民の日常
第4章 礼儀正しく実直な人々
「おはよう」の気持ちいい挨拶と礼儀正しさに魅了される
鍵はかけず、戸すらつけずに暮らす人々
当時から遺憾なく発揮された、対価を求めない「真心」と「気づかい」
生半可ではない向上心に燃えた生徒たち
鎖国下でも知識はアメリカの大卒以上!?
やっかいな存在に映った、異常なまでの「名誉」への執着心
礼儀正しく親切な一方、「好戦的で残忍」な国民性
「顔で笑って、心で泣いて」・・誤解も招いた「感情を殺す」国民性
対面を保つために浮かべる笑顔
質素倹約は一種の美学!「貧しくとも貧困ではない」暮らし
第5章 「別世界」の食べ物と装い
日本料理の「量より質」に、おおいに閉口した”大食漢”たち
日没後、江戸は酔っ払いの天下”!?泥酔と無理強いの困った「悪癖」
大盛り上がりの花見では異人さんもお友達
目指せ!「白い肌、細い目、小さい口」
第6章 男と女と子ども
「煉獄」にたとえられた、銭湯の恐怖
戦国から江戸時代にかけて変化した「妻」の立場
公然と行われていた妾制度
僧侶や武士、庶民にまではびこる、文化としての「男色」に驚愕!
大人が異常にかわいがる!世界一幸福な「子どもの国」
第7章 さまざまな職業と仕事ぶり
職人たちの鮮やかな仕事ぶりが示す、「ものづくり大国」への確かな道すじ
苦痛で逃げ出したくなる!まったく評価されなかった伝統音楽
”苦界に身を沈める”イメージとは違う?理解の外の”遊女の立場”-年季があければ再スタートも可能
なるほどなと思うことも多々あり、自分の遺伝子にも日本人があるんだなと思えました。
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