日本人に多いという不安遺伝子ですが、それがどうしても自分のコントロール下に無いものに注意を向けさせる。

南海トラフとカ健康や税金や将来の生活、上がらない給料や可処分所得、上司や部下といった自分の力じゃコントロールできないものをどうにかしようとして考えだすと、どうしようもない不安に苛まれる。

過去はもう終わったことだから安心かと言えば、あのときこうすれば良かったなんて、どうしようもない事を考える。

こういった脳の癖が、できない教科をできるようにしようと奮闘し、得意な教科に投入する資源が少なくなって平均化された人間が出来上がる。

本当はコントロール下にある得意分野、持っている稼業、才能を活かす事に全力を尽くせば安心も得られるし、どんどん発展していくのに・・・

ああもったいない。

明日の事なんて誰にも分からないのに、むしろ今できることを伸ばしていけば確実に成功できるのに、なぜに日本人はできない事ばかりを考えるのか?

子供のころはそうじゃなかったと思うんだけど、周囲の大人が呑気にしている子供を心配して、

「こうしないとやばいよ」

ってひたすらたきつけてきたように思います。

コロナ以降、色々壊れてそれは壊れてきたとは思いますが、マスコミは相変わらずやってますね。

という事で、えも言われず不安な感情が起きてきたら、

”自分にコントロールできないことに気を向けてはいませんか?”

ってことを考えて欲しいなとか思ってますよって事でした。

コントロール下に置けないものをどうにかしようとするのではなくて、今コントロールできるものを大事にして伸ばしたいですね。

安心はそこから生まれるのですね。