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先日図書館で、「経済指標のウソ」という本を見つけました。

今まで信じていた統計がいかにアテにならないものかという事が事例をあげて説明されています。

時々実施されている統計調査とか選挙時の出口調査とか失業率の調査とか街角アンケートとか、

前からアテになるんかいなって思っていた事が、やっぱり適当かいってあらためて納得した一冊でした。

沢山のデータを集めれば平均化して実情が分かるんだって言われても、答える方はけっこう適当にやってるし、集まったデータが

「こりゃまずい」

であれば選んで出して発表するっていうのは大体想像がつく。

それを元に法律が作られ社会が形作られてきたというのが現実の事であるらしい事は、昨今の社会情勢を見ると妙に納得がいきます。

それも報道されたデータに基づいているので自分の周囲が穏便であればどうという事でもないのでありますが。

結論は、自分で調べて自分の頭で考えろという事に尽きるんではないかと思います。

読んだ感想は、

「まじめに考えすぎて疲れてたけど、世の中はっこうテキトーにできてるんだな」

ってことでした。

面白いのでご一読をお勧めいたします。