年取って分かったこと。

人生には意味なんてない。


どうせ最後は死ぬ。

これが分かった瞬間、今この時がとても貴重であることに気付いた。

二度とは戻らないこの時間。

大事に、丁寧に扱わないともったいない。

思えばこれまで考えすぎてきた。

この出来事の意味だとか、こうしたからこうなった、これからはこうしないといけないなどと意味のないことを延々と考えて、今この時を苦しく思っていた自分がバカである。

大変もったいない時間を過ごしてしまった。

要は、今満足であるか、楽しいのか、それだけである。

昨日心や体が苦しんでいたとしても、今日元気で快調であれば幸せではないですか。

それを昨日はなんで痛かったのか、ここをどうしたら今後痛くなくなるかなんて考えていてとつまらない。

今この時点でよければOKだし、だめなら対策を立てればいい。

対策を立てたらあとはほっておく。

その間にまた別の今現在好いことを探して味わえばいい。

そのうち時間が無くなって死ぬ時が来るんだから。

若いうちは時間が永遠にあると思い込んでいるから悩みも深いんですね。

いずれなくなる時間であることを認めればどうということはないですね。

どうしてもっと早く気付かなかったのかな。

もったいないことでした。