値付けについてはサラリーマン時代にはあんまり考えなかった。

安すぎると赤字になるし、高すぎるとリピーターは来ない。

しかしながら、その仕事に関わる人件費に設備費に部品代に燃料代等を入れて算出すると、結構な金額になる。

そう言ったことを思い出したのは、先日空振り仕事があったので。

休日の早朝に緊急で出動要請があり、一人じゃ無理そうなんで、現地でも応援を頼んで急行してほしいという依頼があった。

急ぎでなんとかと言うので、現地の知り合いの業者に頼み込んで当日の仕事もキャンセルしてもらって現場で落ち合った。

電話連絡をすると、現地で待機していてくださいというので、二人で動かない機械を前に軽く原因を調べながら待つこと数時間。

発注元のサービスが数人到着して僕らの出番はなかった。

これでいくら請求できるのか?

片道100キロの現場でまさかの空振り。

しかも無理を言って仕事をキャンセルさせた業者もいる。

そっちの損失も補填してあげなければいけない。

投げてみなければ結果は出ない。

もういいやって普通に請求はしたけど、「見てただけなのになんでこんなに!?」って言う気持ちも分かる。

そして、値切られはしたけど赤字にはならずに済んだので良かった。

けど、仕事には「家で寝てた方がまし」というのがあって、まさにそのパターンになるところでありました。

イレギュラーは誰にでもある事だ。

よくわからない仕事はできるだけ避けたいとは思いますが、まったく仕事がないというのも困るので、微妙なところなんですけどね。