サイキ整備Service

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2022年05月




現状では快適な生活を遅れているはずなのに、不安しか叫ばれない日本人の心に何が起きているのか知りたくて買いました。

以下の構成で展開されております。

第一章 「心がけ」では何も変わらない!

 日本人お得意の精神論は思考停止と変わらない。いじめがお説教ではなくならない理由など。

第二章 「日本人らしさ」という幻想

 みんな大好き”日本人らしさ”などというのはなくて、社会を生き抜くための戦略であった。

 自己卑下の文化。でも日本人の中には別のものがある。

第三章 日本人の正体は「個人主義者」だった!?

 他人を信頼していない日本人。

第四章 日本人は正直者か?

 集団主義社会は他者を信頼せずに暮らせる社会。ゆえに日本人は人を信頼しない。

第五章 なぜ、日本の企業は嘘をつくのか 

 日本社会の変化についていけないのか?

 社会構成ゆえに互いを関し合う前提で生活してきた日本人にとって正直は美徳でなかった。
 
 叩かれるよりは偽装隠蔽 した方がいいという思考。

第六章 信じるものはトクをする?

 なぜ、アメリカ人は他人を信用するのか?

第七章 なぜ若者たちは空気を読むのか

 集団主義社会では人間関係を読む力が必要になる。

 社会構成が変わっているのに、

 日本人は状況に対応する心の”道具箱”の再配置がうまく行われていないと思われる。

 =信頼性を検知するツールを優先すべきときに、
  関係性検知能力というツールしか持たないので対応できない。

 本来ならば、安心社会の崩壊は既得権益を持った大人たちの危機であり、

 信頼社会の成立は未来ある若者たちにとっての福音であるはず。

第八章 「臨界質量」が、いじめを解決する

 「いじめ」のメカニズムは多数決であって、賛同者と反対者と傍観者のわりあいで決まる。

 臨界域を超えると全体が一気に変わる。

第九章 信頼社会の作り方

第十章 武士道精神が日本のモラルを破壊する 

日本人が一気に変われるというのはこういう仕組みであったかと納得できる本でした。

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アマゾンプライムで観た乞食大将

この中で殿様に対する後藤又兵衛のセリフが心に残りました。

それは、

「勝ったり負けたりするのが戦というものでござります」

割り切ってますね。

その後のセリフ。

「今宵夜討ちをかければ必ず勝てますぞ!」

で、反対を押しきって、打ち破る。

過去をくよくよしない。次の手を打つ。

この時代も名を残す人物はこういう思考だったのかと納得しました。

いつの時代も同じでしょうけど。

最後は活躍と死に場所を求めて劣勢の西軍に付くわけなんですけど、この割り切り方が凄いです。








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伝説のプログラマー、中島聡氏の仕事術です。

要は、納期最優先で仕事をするということ。

修正は後で行なうことにしてプロトタイプで仕事の進捗状況を取引先や上司に伝えること。

もっとも効率の良い仕事の時間配分や、昼寝は18分までとか、細かい機能を追加することにこだわって進まない天才Aくんの例や、Windows95の製作裏話も面白いです。




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動画を見てたりすると、人生が好転するときには辛いことがあるという。

そりゃそうかもしれないと思います。

大きな変化と書いて”大変”ですからね。

昔の人はよく知ってたんでしょうね。

振り返れば、僕の場合もありました。

子供の頃からおばあさんに某宗教の教えをしっかり教え込んでいただいたのでしっかり観念論が身についた僕は、大人になったら出家しないといけないと思いこんでいた。

そこにハルマゲドン思想です。

終末論をあおる別の某宗教になんとなく納得して入信。

以降、奉仕の毎日です。

就職もせずにアルバイターでやったので親族一同猛反対でした。

貧困と布教活動からくる差別に疑問を持つも、内部の圧力もあって気がついたら20年も続けてしまった。

これを救ったのが体調不良。

夜中に脂汗が出て不安で眠れない。

鬱だったのかもしれません。

やりたくもない布教活動と、とっくに空振りの終末論と、老後の不安からきたものだったのでしょう。

さすがに堪えきれずに、郷里に逃げ出す決意をするも、仕事の不安やらなんやらで動きが取れない。

実家にも戻れず、家を借りるにも職がなければ貸してもくれない。

そこに一本の電話が。

応募してたことも、すっかり忘れていたんですが、応募していた会社が面接してくれるとのことで、喜んで面接したら採用していただけました。

そしたらなんと採用してくれて、無事移転することができました。

知り合いもいないから宗教活動も自然消滅です。

諦めなければなんとかなるのが人生、転換点にはきついことが起きるというのはホントだと思います。


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なんで苦しいのかわからない人におすすめの本です。


第一章 「人間関係」でついついがんばっちゃう人へ

 「自分が頑張れば許される教」をやめてみる。自責グセから自分を開放してあげてください。 

 謝罪は「ごめんなさい(以上!)」でいい。 申し訳ない気持ちを伝えるだけでいい。

 「嫌われる」の誤解をやめてみる。 人間関係のトラブルは自分のせいじゃない。

 八方美人をやめてみる。 「断る練習」をする。

 苦手な人にエネルギーを注ぐのをやめる。 そっと距離を置く。 関わり方を変える。あっけらかんと「嫌だ」を伝える。

 本心をしまい込まない。 言いたかったことは、手紙に書いてみる。目的は、自分の気持をアウトプットすること。

 「当たり前」をほったらかすのをやめてみる。 幸せに気づくキャンペーンをする。

 「友だちは多いほうがいい」をやめてみる。 「自分」という親友と仲良くする。

第二章 「仕事」でついついがんばっちゃう人へ 

 「人と比べちゃダメ!」をやめてみる。 「自分もそうなれるんじゃないか」と思えるぐらいの人を見ると、人は落ち込む。

 「むかつく」を抑え込むのをやめてみる。 むかつく相手から学ぶ。毒出しデーをつくる。

 「誰かに認められたい」をやめてみる。 今優先したいことを優先する。

 一人で抱え込むのをやめてみる。 自分が頑張ることで、誰かの活躍の場を取り上げていないか?

 失敗を隠すのをやめてみる。 「人は長所で尊敬され、短所で愛される」自分の失敗で笑う。

 責めてくる人に対抗するのをやめてみる。 「怒られる」人のメカニズム

 「自分のせい?」 考え込むのをやめてみる。 逃げる。

第三章 「恋愛」でついついがんばっちゃう人へ

 刺激を求めるのをやめてみる。 「問題」=「刺激」がないと退屈するのが人間。「今」に浸ればイライラは消える。

 「好きな人に尽くしたい」をやめてみる。 何かを差し出さなくても、愛される。

 幸せにしてあげるのをやめてみる。 「私に尽くすことがあなたの幸せでしょ?」マインドで幸せのキャパを広げる。

 本音の裏返しをやめてみる。 尽くす人は、本当は尽くされたい人。

 子供時代からの思い込みをやめてみる。 子供の頃の本音を吐露する。

 「わかっているつもり」をやめてみる。 本当の気持ちを伝え合う。

 「結婚できない」と一人で悩むのをやめてみる。 そうなっては困る理由を持っていないか?

 自信を積み上げるのをやめてみる。 条件付きの自信は前提が崩れると無力化する。無条件の自信をつける。

終章 本音の純度を高める

 「心の麻痺」のリハビリをしよう。やりたいことをやる。

 自分を甘やかすほど、みんなが優しくなる。我慢していた自分は許してあげる。

 「怖い!」と思う方が本当にやりたいこと。

本当の自分を見つけるのにいい本だと思います。

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株式ディーラーのぶっちゃけ話 [ 高野譲 ]
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第一章 株式ディーラーというギャンブルなお仕事

 証券ディーラーの報酬制度が挙げられていて、基本給+歩合給で、歩合の計算は、獲得金額の20%〜40%が多いらしい。

 東海林というトップディーラーのセリフが紹介されている。

 「安定を求めた者には、安定しか手に入らないといことです。

 世間はプラス、マイナスゼロの人生を求めますが、僕は違う。僕はゼロだったらマイナスに振れた人生を選びますね」

 2011年3月15日の東日本大震災で生じた暴落で一気に6500万円の損失が出た事経緯、

 著者が証券会社に入って唯一落胆したことは、ギャンブラーだらけという事実が述べられております。

第二章 知られざる株式ディーラーの業務

 この章では、ディーラーの業務の、隔離された環境で、朝情報を仕入れてひたすら売買するという過酷な状況が描写されております。

 しかも8割のディーラーが短期売買で、株式を買って、上昇したらすぐに決済してしまう。

 これを数銘柄で繰り返し、チャンスがあれば何度でも買う。

 1人のディーラーで5億円〜50億円の短期売買を行う。

 安定しているディーラーの手法は定番のもので、移動平均線・高値・安値、チャートが安値を切り上げていれば、

 上昇トレンドで買いというシンプルなもので、「なんとなく」という感覚的な判断が大半を占めているという。

 この業界も職人芸なんだと思いました。

 個人投資家との違いに、ディーラーへの規制があるとか、ディーラーによる巨額損失なども述べられております。

第三章 鬼の中途採用試験

 軍隊のように整列させられて恫喝される。

 目的は、

 「これまでの自分を真っ白にしリセットさせること。歳を重ねた頑固さ、成功で得た自己陶酔、

 あきらめ癖で芽生える自己慈愛など、取引に悪影響を及ぼす部位はすべて切り落とされる。

 それは自分本位に相場が動かないからだ」

 こういうこだわりは思うように行かない人生の渡り方にも当てはめられるそうです。

 採用試験では、500万円を取引で650万円、3ヶ月に一度でも30%の運用益を出すことが求められる。

第四章 ディーラーたちの人間ドラマ

 この章では、一点集中タイプのディーラーが社内の取引履歴を見られてカモにされた経緯、弟子の仇討ちをする師匠、

 引き抜きでマージンをもらうネズミ講ディーラーなど、人間模様が綴られております。

第五章 変わりゆく株式ディーラーの世界

 トレーダーに共通の願い=パソコンが自動売買で稼いでくれること。

 コンピューターの介入で変わった業界模様。

 成功している個人トレーダーの採用の活発化など、現代に続く変化の様が述べられています。


出版年が平成28年と、古い情報ですがディーラーも厳しいんだということと、職人技の残る余地もあるんだなということを感じました。





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禁断の説得術 応酬話法 [ 村西 とおる ]
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最近では鳴りを潜めた(電話セールスでは健在ですが)かのように見える強引なセールスマンのトーク技術を垣間見ることができます。

序章 応酬話法とは何か

 アメリカから輸入された経営学のひとつで、納得させて「ノー」と言わせない技術。
 
 断られる5つのケースからのコツの掴み方

第一章 質問話法-質問によって本音を炙り出す

第二章 間接否定話法-最初に否定してから、ソフトに否定していく

第三章 繰り返し話法-相手の言葉を繰り返して、悪感情を緩和する

第四章 実例話法-具体例を示すことで、説得力・親近感・安心感が増す

第五章 聞き流し話法-論争を避け、自分のペースに持ち込む

第六章 大失敗

終章 自分を識る 

村西氏を数々のピンチから救ったセールストークのノウハウが実例を交えて語られています。

著者がAV監督なので、モデルさんを口説いたり生々しい実例が多くのでありますが、実社会で行われている現実を知り、逆に乗せられて後悔しないために読むのもいいと思います。

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テレフォン人生相談で有名な、加藤諦三先生の著作です。

これは自分にも当てはまって、けっこうハードな内容でした。

以下、要点を抜粋します。


第一章 隠された敵意の現れ方

 本人にもわからない欲求不満から生じた敵意が、いろいろな形に変えて出現するケースが述べられております。

 例えば母親が子供に、「そんな変な格好で行くの?みっともない。ちゃんとしたらどう?」という。

 この言葉は、当人は励ましであると思っているが、これは皮肉の言葉であって、隠れた敵意があるという。
 
 隠された敵意があると、人を助けるつもりでも結果として人を不愉快にさせる。

 これを、「否定的助け」と言うらしい。

 結果、子供がムカついて、家庭がうまくいかない。

 人間関係で我慢してきた人にはこういう傾向があるらしい。

 このタイプの人の抑圧された怒りの解決策は、怒りを表現すること。

第二章 自分を裏切ると心の借金が増える

 ナルシシズムが傷つくと抑うつ状態になる。

 人をせせら笑うのはコンプレックスがあるから。

 「お寿司がいい」と言いながら、心の底で「ステーキのほうがいい」と思っている大人が、ステーキを食べている人をせせら笑うようなことをする。

自分を責めず、自分を大切にして心の借金を返せば元気になる。

第三章 自我を確立させる

 「人が重要になりすぎる」人はどうしても隠された敵意を持つことになる。

 「隠された敵意」に苦しめられたくなければ、自分に頼って生きる訓練をすること。

 「あの人を知っている、この人を知っている」としきりに言う人は、自我が確立していない。

 「よく頑張った」と自分を認め、心の弱さを自覚する。

 人を好きになれば人生が楽になる。

第四章 不幸を受け入れる

 深刻な劣等感は完全を求める、

 精神心理学者フロイデンバーガーの言葉が引用されている。

 「劣等感がたいへん深刻なものだったり、失望がひどいものだったりすると、君は、人間わざではとうてい達し得られない力や、完全さや、賞賛や、尊敬を求めることになりやすいのだ」

 完全を求めるのは深刻な劣等感に苦しんでいるからである。

第五章 心の借金を返す方法

 苦しい時は、心の中の借金を返すとき

 きちんとケリをつけてこなかったので、心理的な借金に追われている。

 人の扱いを区別する。
  
 利用しようとする人間には「嫌い」という感情を吐き出すべき。

 八方美人をやめて、本当の感情で生きる。

 好き嫌いをハッキリさせる。

 人間関係に依存しない。

 苦しい感情を抱きながらも、今日まで生きてきたことを称える。

人生、特に人間関係がうまくいかないと悩んでいる人には、必読の書ではないかと思います。

 
   

 

 
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「根性が足りんからだ!」とか言われながらぶん殴られる軍隊教育のせいで、根性でなにもかもやろうとする親に育てられた戦後世代は、努力と根性で”あらゆる困難を乗り越えて”生きていくのが当たり前だと思うようになりました。

それを横目に効率よく生きていく人達を見て、

「あいつらは卑怯だ、もっと正々堂々とやらんか!」

なんて怒っているのが私らの親世代ですね。

人によって立場も違うし素質の違いもあるんだけど、それを十把一絡げに”根性”で片付けられてはかなわない。

そもそも、

「努力しろ」

って言ってる人間は努力してないのが本当の所で、

「俺は行かんがお前いけ!」

というのが正体であります。

その極端なところが”特攻隊”であったり”一億玉砕”だったんだと思います。

今で言えば”マネジメント”の名を借りた管理でしょうか。

「後ろから支援するのが僕の仕事。だから最前線の君、こうしたらいいよ。」

なんてアドバイスをする。

営業成績が上がらなければ、

「努力が足りんからだ!」

となります。

そういう人は、人を死地に送り込んでどうにかさせようとするのが仕事みたいです。

できないことに無理を言うから、できないことでも真に受けた人間は心や体を破壊されてしまう。

いろんな事情で、できないことは根性論でやってもできないんです。

これが分かるまで社畜は特攻と玉砕を繰り返すんですね。

こういう日本社会もそろそろ終わりみたいですから救いも見えてきてると思うんですが、老害が無くなるまでは日本も変わらないんでしょう。

定年と年金支給時期を延ばすんじゃなくて逆に早めてさっさと若い世代にバトンタッチした方が国のためだと思うんですが・・

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この本、大好きで何度も読んでいます。

内容を解説するのもなんですので、項目を紹介いたします。


1 孤独になると自身がつく
 
 群れるほどエネルギーは消耗する

 人に使われているうちは、本物の自信は永遠に獲得できない

 あらゆる業界トップにはゴルゴ13がいる。

 群れたままでは、才能は開花しない。

2 孤独になると本物が見えてくる

 孤独になると、感性が研ぎ澄まされる。

 どんなに美人でも三人組になった途端、マナーが低下する。

 友だちの多い女はさげまん。友だちの少ない女があげまん。
 
3 孤独になると時間が増える

 忙しいということは、貧しいということだ。

 お金持ちより、時間持ちのほうが強い。

 群れから飛び出すだけで、寿命は倍増する。

 多くの人々は、人間関係に悩まされるだけで人生の幕を閉じる。

 残業をなくすには、全員が個人事業主になればいい。

 習い事はみんなでゾロゾロ通うより、独りで粛々と通う人が伸びる。

 離婚経験者が一番幸せを感じるのは、自分の時間を取り戻せること。

4 孤独になるとお金が増える

 飲み代より、本代。

 群れると、ムダに浪費する。

 できる営業マンは、社内で群れない。

 孤独な人に、本物の情報は一極集中する。

 群れていると、三流人生で終わることになる。

 顧客から独立を懇願されて、コンサルタントは一人前。

5 孤独になると友人が変わる

 つまらない友人と一緒にいるくらいなら、独りぼっちを選べ。

 手っ取り早く成り上がりたければ、故郷を捨てる。

 三流の人から「いいね!」と賛同されたら、要注意。

 三流の人から批判されれば、とりあえずひと安心。

 合わない人に時間を使わない。

 さげまんと別れないと、負のスパイラル人生まっしぐら。

 去る者を負うと、運気が急降下する。 

 本物の親友に出会う方法はたったひとつ。自分が自分を好きになること。

6 孤独になると変化したくなる

 孤独になると、自分の課題が浮き彫りになる。

 本を読むと、とことん自分と会話できる。

 孤独になるとアウトプットしたくなるのは、頭が回転しはじめるから。

 孤独になると、ライバルは自分自身になる。

 みんなで仲良くは、成功できない。

 人と会う時間は、全体の1%でいい。

7 孤独になると人生が変わる

 あなたの上司は、あなたの未来だ。

 見下されるとチャンスが得られる。

 孤独になると、いい背中になる。

 孤高になると、別の孤高に生きる人と巡り合う。

 孤独に慣れると、もう二度と群れには戻りたくない。

 自分の名前がブランドになれば、勝ち。

8 孤独になると道が拓ける

 すべてのゴタゴタは、孤独になれば一掃できる。

 転職や脱サラなんて、実はどうってことない。

 40年かけて社長になるより、今すぐ社長になるほうが簡単。

 扱いにくい部下がいない自由は、筆舌に尽くし難い幸せだ。

 親と別居すると、お互いの寿命が延びる。

 一つに絞れば、すべての問題は解決する。


孤独には、たくさんのメリットがありますね。

大変参考になりました。

おすすめの本です!




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時代劇の背景がよく分かる内容となっております。

第1章 主役・ヒーロー

 座頭市のひとり旅でわかる江戸時代の日本は、世界有数の福祉国家だった!

 「座頭」=鎌倉時代の頃からの視覚障害者の位のひとつで、楽器を持って歌を唄うか、マッサージや鍼を打って暮らしていた。

 江戸幕府は、視覚障害者の同業組合の「当道座」の自治を認めていて、一切の租税や労役の義務も免除されていて、

 渡し船の賃料も免除、手形無しで自由に移動もできた。

 ねずみ小僧は実は、盗んだ金を博打と女につぎ込んでいた。

 大岡越前の仕事は、部下の作った罪状分を読み上げるだけだった。

 徳川家康は天ぷらにあたって死んだんじゃなくて、実は胃ガンで亡くなった?

 沖田総司は実際は痩せぎすで、目が細く口が大きいひらめ顔だった。

 戦国武将の殆どは天下を取ろうと思っていなかった。

第2章 脇役

 瓦版は幕府禁止の出版物だった。

 江戸の探偵 岡っ引きのほとんどが、元罪人たち。

 なぜ、医者はちょんまげをしていないのか?

第3章 江戸の生活

 江戸の町は「八百八町」ではなく、倍の千六町もあった。

 江戸の至るところに番所(=交番)があった!

 「所払い」(=追放)はけっこうゆるかった。

 四畳半のスペースに家族4人!

 長屋の井戸水の共用から始まった井戸端会議

 江戸の庶民はどうやって待ち合わせの時間を守ったのか?

 裸にしてまで女性をチェックしていた関所

 江戸初期の歌舞伎は男娼を探す場所だった!
 
第4章 武士

 仇討の実態は果たせなければ帰れない地獄旅!

 武士の「切腹」、本当は腹を切っていなかった!

 なぜ江戸の武士は、月代というヘアスタイルになったのか?

 大奥でのご奉公は、武家のお嬢様の「花嫁修業」の場となっていた!

 家康の頃はあぐら、吉宗の時代には正座に変わったのはなぜか?

 甲冑を着た状態でどうやってトイレをすませていたか?

第5章 定番シーン

 大名行列、じつは、人目がなくなると走っていた!

 「南町奉行所」などの表札はなかった

 刀の鞘で真剣は受け止められるか?

 江戸時代の銭湯は男女混浴が当たり前だった!

 騎馬軍団、実はポニーの群れだった

 刀で本当に鎧武者を斬ることができたのか?

 戦国時代の効果的な武器は石ころだった!

 合戦の合間に戦地いる兵たちは何をして時間を潰していたのか?

なんだ、歴史上のみなさんも僕らと変わらんじゃないかって、変に納得がいって、けっこう面白い本でした。





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論語を仕事に活かすという観点からみた書籍です。

1章 結果を出す足場を固める

 人に認められようが認められまいが気にかけずに努力を続けるのが一流。
 
 一を聞いて十を知るには注意力が必要。

 問題は段階的に解決する。
 
 この道で食べていくという決意ができるか。

 自分で飼ってに見切りをつけない。

2章 正しい努力を認める

 長所探しの達人になる。

 知識だけで終わらせず、実践する。

 相手を否定しない。

 「性格タイプ」で対応を変える。

 「面白がる力」を活用する。

 得意分野で戦う。

 計画は「長期スパン」で考える。
 

3章 本質を見抜く目を養う

 異なったジャンルの発想を取り入れる。

 変化に対応して学びとる癖をつける。

 頼りになるのはビビりやすい人。

 行動で人を判断する。

 自分よりできる人を友人と師匠とする。

4章 人間性が人を動かす

 実力がついたときこそ、腰を低くする。

 色欲、競争、物欲に気をつける。

 部下は上司に似る。

 独断と英断と勘違いしない。

 いい人材は「未完成」でも抜擢する。

5章 成長を継続する条件

 「損得最優先」は失敗する。

 「知らないこと」をさらけだす。

 意見はひっくり返していい。

 簡単に得た知識は、簡単に消える。

 成果を急がない。

という構成となっております。

なかなか勉強になります。


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物書きになるにはどうするか?
新人賞に応募するだけがその方法ではないことが、
実際に活躍している作家の事例を多く揚げて説明
されています。

その方法としてあげられているものをいくつか揚
げてみると、
● 結婚、離婚、倒産、破産、盗賊など、特別の
  経験をして作品のネタにする。
  (安阿譲二、金賢姫、宮尾登美子など)
● 編集者、コピーライターから作家になる。
  業界でのコネ作りですね。
  (椎名誠、小池真理子、馳星周など)
● 自費出版、デジタル出版から。
 

この頃より、インターネットも普及しているし、
出版不況で傑作を探している昨今、上ることの
できるはしごはたくさんありそうです。


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FXの仕組みを知りたいと思って購入しました。

以下、要点です。

CHAPTER01 相場における個人の心理

トレードは儲けるためにするのでありますが、トレードの向こう側にいるのは人間であり、

勝てるようになるには、正しい知識と経験のみ、よいトレード、うまいトレード、理にかなったトレードを長く繰り返した結果、

財をなしていたというのが事実である。

=自らの理に基づいたトレードをしている限り、マイナスが出ても良いトレードということです。

相場の先は誰にも分からないのであるから、トレードに魔法はなく、メンタルでどうにかできるようなものでもなく、必要なのは現在の相場がどういう状況であるのかを把握する能力を身につけることしかない。

下がる材料しか無い時に祈りながら損切りができないのはただの未熟でしかない。

トレードに中途半端はなく、大きく稼げるか資金を減らし続けるかそのどちらかでしかない。

相場は「トータル」で勝つものであるので、統計的に考えられたのが、

・ルールを守る

・ナンピンは危険

・利はできるだけ伸ばす

・資金管理は必要

ということです。

人は統計的には考えられないで、(欲と恐怖で)とっさの判断が必要なときには感情で動くので、たえずこれとは逆の方向に動く。

これは、「知る」「理解する」ということで、かなりなくすことができる。

利を伸ばすことより損失を出さないように切り替えたほうが良い(=マイナスにならない限り資金は増えている。)

CHAPTER02 相場における大衆心理を考える

相場は買い手と売り手のバランスで決まるので、大衆心理に「冷静」に乗れたものが価値トレーダーになる。

人間の脳の傾向

1.大量の情報を処理するとき、典型的と思われるものを1つにまとめて判断を下す。

2.利用しやすいデータに依存して判断を下す。

3.一旦行動を選択すると、それに有利なように新しい情報を解釈する。

4.一旦行動を選択すると、新しい事実が判明しても徐々にしか従わない。

ゆえに、損切りしなくて良い理由を無理やり探す。

チャート分析とは、買いと売りと何もしていない人間(群衆)のがどちらを向いているか、どのタイミングで相場に参加してくるのかを知るだけのもの。

トレンドに乗るのではなく、利用する人が勝ちを得る。

CHAPTER03 テクニカル分析から大衆心理を読む

この部分は、テクニカル分析の解説です。

移動平均線

グランビルの法則

MACD

ダウ理論

オシレーター

ダイバージェンス

ポリンジャーバンド

押し目を拾う難しさと対処法

トレンドラインの引き方

ブレイクアウトについて

注文の集中とエリオット波動

CHAPTER04 手法への応用

テクニカル分析は万能ではない

順張りと逆張り

移動平均線のエリアで考える

MACDでトレンドフォロー

トレードは損切りから考える

利確も損切りも同じこと

スキャルピングを考える

利の伸ばし方はシンプルに

CHAPTER05 最後に

人がやらないことをやり、人より努力し、人よりも考えること。

FXは簡単には勝てるようにはならないこと、職人技であることがよく分かる本でした。



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帯の、「100年に一度の不況だと!?
うれしいじゃないか。
いやでも自分が変われるチャンスだ!」
という言葉で即買い。

内容は、借金から鹿児島を逃げだし、浜松でホーム
レス生活をしていた生活創庫の社長堀之内氏の経験
と成功哲学となっています。

ホームレスから抜け出したきっかけは、拾ったスト
ーブを修理し、ぴかぴかに磨き上げて塗装し、新品
同様にして売ったことからだそうです。

どん底になれば、人間は恥も外聞も捨てて過去の自
分を反省できるので、順調な時期にはできない転機
を掴むことができるという内容でした。

特に気に入ったのは、成功する人の考え方。
目の前にある25メータープールに一杯の水を栓を
抜かずに空にしなさいと言われた場合、成功者はお
ちょこででも汲み始めるそうですが、そうでない人
は理屈をこね始める。

しかし、おちょこで汲んでいる方は、そのうちバケ
ツを見つけ、やがてポンプを見つけて、そのうちや
り遂げてしまう。
片や文句ばかり言って行動を起こさなかった方は、
何も変わらない。

本音で生きる事を推奨する励みの多い本でした。


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第1章 逆境の向こうにナイスな季節がやってくる

ページ稼ぎのような気がしないでもないけど、本全体にわたって格言めいた励ましの言葉が散りばめられているのですが、

その中でも、僕は以下言葉が気に入りました。

「人生でめげない人は、現実を都合のいいように、考える知恵を持っているから、

誰も変えられない現実の逆境にあってもチャンスと受け止めて、

めげることはありません」

お父さんが傘張り職人だった村西氏の貧しい子供の頃の家庭環境、お母さんの苦労とバイタリティを感じられる章です。

「あきらめを知らない努力は必ず報われる。

この言葉も好きです。

第2章 海が割れるってことがあるんだよ

百科事典のセールスで日本一になったときに身に着けた”応酬話法”。

「世の中とは学歴とか閨閥じゃなく実力でやっていけるんだ」

「人が1やるところを3,3やるところを10やればいい」

3つのセールスの要諦

1.相手の頭の中に、この商品が自分には必要だとの需要をいかに創造するか。
2.人を動かすのはテクニックではなく情熱
3.断り文句に怯えず、完璧なクロージングw駆使する。

理屈を言うのではなく、具体的に自分の体験(ほとんどが失敗体験)を素直に話す。

聞き上手になること。

仕事をゲームや趣味感覚で楽しむことができたらこっちのもの。

転職という職業は存在しない。

「もがいていたらなっていた」

だそうです。

第3章 死のうと思ったことは1000回くらいあります

逮捕や銃で撃たれかけたという時期の事が書かれている章です。

「偉大な成功を成し遂げたといってその志の賜物と高ぶらない方がいい。

失敗もまたその志の低きゆえと落ち込む必要はない。

大部分は偶然の結果に過ぎない」

「大儲けをしてみればいい。尊敬など決してされないから」

事業の成功と、タレントさんへの大盤振る舞いの時期の章です。

「ブチ切れたとて傷つくのは誰でもない、本人自身だ。やぶれかぶれは自分の乗っている船の栓を抜くようなもの。

船には家族も従業員も乗っている」

衛星放送事業に手を出して失敗で学んだこと。

「博打はダメですね。一か八かをやってはダメだってことです。

本業は本業としてきちんとやった上で、別の試みを2割とか3割くらいの力でやらないといけないということ」

「そして、ひとりで何でもやっていると、会社がおかしくなったときに持ち逃げや使い込みといった、

わけの分からないことが起きてくる。

誰かが間違っていると言える自由な空気がなければいけない」

だそうです。

1992年11月に50億の借金を残しての倒産。

50億のうち20億はやばいところから借りてたらしく、なりふり構わず(AV製作で)返済した状況に触れられています。

「どん底でもまだすべてを失ったわけではない」

「どう思われるか、の行き方を捨ててラクになりました」

第4章 人間だもの、大変だね

この章では、借金の返済に追われたの8年間の奥さんと子供とのやり取りなどが述べられております。

「人を軽蔑することは間違っている。それは自分に帰ってくる矢だ」

「原因や責任を他者に向けている心根からは、何も見い出せません」

8000万円を振り込まないと絶体絶命というときにお金を貸してくれた人とのやり取り、大病を患って仕事のできないときにお金を貸してくれたかつての部下の事に触れられて多くを学んだくだりは感動的です。

「他人を疑ってばかりいると、つらい思いをすることがないかわりに、幸せを感じる機会も失われるぞ」

「世界はいっぺんに変わることはありません。

本当の変化は、自分の心が変わることで起きるのです。

ボヤいて他人や周囲を責めて嫌なことだらけにしてはいけません。」

第5章 生きているって、素晴らしーい!

25万人にひとりという心臓の病気で死の宣告を受けながらも、生き延びた経緯がまた凄い。

85キロあった体重が術後には40キロ台になって、退院後眠れなくなり、7ヶ月の苦しみ。

「苦しかった、叫びたかった、恐ろしさでのたうち回った。

が、騒いでも何も変わらなかった。どうせ死ぬのなら

狂い死ぬより楽しく生きようと腹を括れた時、明かりが見えた。」

「人には、再生できるチャンスがあるんですよ。」

知り合いの医療ジャーナリストの紹介で、親身になって、絶対に助けるといってくれる先生に出会い、生きながらえる。

「人生は、喜ばせごっこなんです。」

その仕事ぶりから無頼の徒でえあるかのようなイメージを持っていたのですが、これがなかなか、どんな事をしてでも必死で生きてやるという人間の言葉で励まされる書籍でした。

生中なことでは死ねないなと思います。

タイトル通り、自分がどん族にいると思ったら、読んでみてほしいと思います(所々、表現はちょっとですが・・)。


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100年前に書かれた成功哲学の本です。

全てのものは「思考する物質」によって作られており、人間が豊かになることを
望んでいるんだということが書かれています。

感謝と豊かな気持ち以外の物に気を留めるとそれは引き寄せられ生成されるので
すが、貧困や失敗に目を留めるとそれはストップしてしまいます。

たとえ不幸な状況があったとしてもそれは一つの過程に過ぎず、世界は豊かな状
態へと発展しているのだということに目を留めるように勧められています。

読むと心が豊かになりますので、僕は携帯して折に触れ読んでいます。


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志村けんさんの自伝的著作。
ドリフのメンバーになる前から、全員集合時代、
加トケン、そして執筆時期(平成14年)までの
裏話が書かれてあって、大変ためになります(?)。

コントの台本(p105〜)とか、
酔っぱらいの役づくりが一番面白い(p114)とか、
カラスの歌の後に、実はぞうさんのうたもあった
けど、お叱りの電話で中止になった話とか(p62)。
「全員集合」があっさり切られた話とか(p75)。

スキあらば笑いを!(p136)という精神は梅図かずお
先生と共通しますね。
お宝満載の一冊です!




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カーネギー、ロックフェラー、アインシュタイン、ライト兄弟、
チャーチル・マークトウェーン、ディズニーなど、31人の
成功者の”やり方”を解説した本です。

特に大女優、メリー・ピックフォードのエピソードの中で、
「ハリウッドスターにも劣らない美人で才能のある娘がアメリカ
には何千といるんじゃありませんか?」というD・カーネギーの
質問に対するメリーの言葉が興味深かったです。

「その通りですとも。しかし、成功というのはうまくチャンスを
つかむかどうか。それが大きいんです。そしてチャンスというの
は、つまり運なのですね」

ハリウッド・スターはみんな運をつかむ腕のある人物だった
ということになると、D/カーネギーは結んでいます。

しかし、たのエピソードでは先見の明(A・カーネギー)や
不屈の意志(チャーチル、ヘレンケラー)努力(モーム)、
災難のお連続でもめげない精神(ウェルズ)なども強調されて
おり、”運”をつかむには何が必要なのかという事を浮き彫りに
してくれます。

今の自分の境遇に似た人物を捜して次に打つ手を考えるには良い
本だと思います。

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マネージメントの神様と言われる社会生態学者
ピーター・F・ドラッカーの経歴と哲学を著した一冊。

企業の中心としての人、社会に奉仕すべき会社のあり方に
ついて、わかりやすく説明されています。

人間が幸せになるための企業や社会でなければならないこと
を理想とし、NPO社会の必然性やこれからの変革はそちら
に向かうだろうという事が予測されています(49ページ)。

更に、現在進行中の転換期は1965年頃に始まり2030年頃
まで続くこと(59ページ他)、仕事をする能力は習慣であって、
誰でも身につけられる事である事が述べられています(156ページ)。
大いに励まされますね。

ドラッカーは今後の日本に注目していたそうで、
「私は日本が、終身雇用によって実現していた社会的な安定、
コミュニティ、調和を維持しつつ、かつ知識労働と知識労働者
に必要な移動の自由を実現することを願っている・・おそらく
は日本の解決が他の国のモデルになるであろうからである。」
(185ページ)
とも述べています。

現実には逆になって、日本の終身雇用制度が失われたのが残念です。
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