修理業に入った頃、やたら回り道をしてました。

単純に考えれば分かることを延々と考えるので、時間がかかって仕方がなく、いらん所をバラしたりするので二次被害も発生したりする。

例えばオイル漏れ。

蓋を開ければ漏れ場所が分かるのに、パーツリストを取り出して、ここがこうなってるからこういう症状が・・・

なんて理屈がぐるぐる回る。

結局何もせずにお昼になり夕方に。

時間が切迫すると、開けてみて「ああそうだ」って、このサイクル。

ある時こう思った。

「そうか、開けてみれば分かるんだ」

これが分からないんですね。

思い込みとは恐ろしいもんだ。

やってみないと分からないというのは他の分野も同じで、理屈と実際は違うもんです。

これって、知識の詰め込みだけで終わる学校教育の賜物なんじゃないだろうか?

いわば、勉強して理屈がわかって100点取れたら終わりで、実際動いているのはその人じゃなかったりします。

頭では分かっていても、実行してみないと問題点も分からないし失敗しないと痛みも分からない。

発想の転換とかいう大層なもんでもないんだとは思いますが、なかなかここのブレークスルーは難しいもんだと思います。

「中村天風の名言」