奇跡とは=いい出来事で自分の常識とかけ離れたことが起きる事と定義できると思うのですが、

この、常識とはなんぞや?

となれば、単なる思い込みであることが多分にあります。

誰かに吹き込まれた、あるいは自分が習慣的に作り上げてきた思考の思い込み。

かたくなに、

「それが常識でしょ?」

って、頭の中に出来上がった固定観念。

これからかけ離れた、いい出来事が起きると人は奇跡と思う。

この辺からスタートすると、毎日奇跡の中で生きているという事に気が付きます。

例えば、重力。

私らは、当たり前に地面にへばりついているわけですが、これがなければ宇宙に飛んでいきますね。

逆に高い所から下を見ると、引力に引っ張られて落ちるんじゃないかと怖い思いをします。

引力が当たり前だと思っているから。

でもこれ、どうしてそうなっているのかが分からないだけに奇跡と言えないでしょうか?

宇宙飛行士が宇宙空間で浮いているときに宇宙船から切り離されたらどうなるか?

同じく宇宙に浮かぶ、地球という宇宙船が私らを引っ張ってくれていなかったら・・・

そう考えて、空を見上げて、引力があって良かった〜!

って思えるなら、感謝の気持ちに満たされます。

自分の細胞が生きるために毎日働いてきてくれたので今も生きていられる。

これもまた奇跡だと思うけど、当たり前だと思えばそれを認識できない。

既に奇跡的に自分の命があることを忘れて、

”奇跡的に”少しのお金が舞い込んでくることを祈って毎日を過ごすなんてなんだかおかしい感じもします。

今与えられている良いものを大切に、感謝していけば幸せになれるのに、”もっともっと”って欲を出すからいきなり不安になるんではないかと思うのですよね。