サイキ整備Service

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タグ:準備

何事もプラスとマイナスがあって、どちらもなければ成立しないというのは本で読んだ話。

もっともだと思う。

物質と反物質がくっついて無になるのであれば、どちらかが存在するためには反対側のものも存在が必要だ。

ということで、調子が上がるときもあれば下がるときも必要なわけで、ずっと平坦であれば退屈で仕方がない。

いつも気持ちよくいきたければ、気持ちの悪い時期も知っていなければいけない。

経験則が生きるところですね。

それを踏まえて、以前経営セミナーで聞いた、経営が順調な時に次の準備をしなさいという話を思い出した。

波は必ず生じるので、次の波になるものを準備するという事である。

ひとつのカテゴリー、商品で勝負するのではなく絶えず別のジャンルで準備をするという事だと僕は思ったのであるが、多分これは間違ってはいない。

順調ではない仕事を無理にごり押しするとそのままぶっ壊れるので、そっとしておいた方がいい事も多々ある。

暇な時には読書をする、人に会う、趣味に講ずる(でないと退屈で発狂しそうになる)。

それがそのうち効果を表してくるので、それが準備になるんでいい事だと思う。

要は先走りせずに、今やれることをやるだけなんだけど、これがまた難しいんですよね。

まずは座禅を組むのもいいと思う。





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思うに、考え過ぎは非常よくない。

成長するためには何も考えないのもどうかと思うけど、ある程度勉強して悩んだら、あとは何も考えないで行動するか待つかするのがベストではないかと思います。

「運を天に任せる」

って感じでしょうか?

孫子の兵法でも、絶対の勝機が来るまで待てとなってますしね。

自分の脳は、予防線を張ろうとしてひたすらああでもないこうでもないって考え続ける。

そのうち心配事を見つけては悩み始める。

そうすると、小さなことが大きくなって、どうしようもなくなります。

問題は、その間にできることができなくなること。

時間は有限なので、悩んで止まっているうちにどんどん過ぎていきます。

ハルマゲドン思想の問題もこんなところにあるのではないかな?

悩むのは勝手だけど、現実は別の次元で動いている。

そうはならないことのために時間を浪費するなんて、どうかと思うんですよね。

準備をしたら、あとは時期が来るまで待つことですね。




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修理の仕事をしてると、「見ないと分からない」というのを思い知らされます。

お客様からの情報で現象は分かるんだけど、そこから原因を探り、どこをどうすれば不具合を取り除けるかを考えると大抵は完了できない。

想像で部品を頼んだりすると、とんでもない無駄が起きてしまします。

サービスマニュアルや過去の経験からその機械のどこが弱いかというのが分かっていれば勝率は高いのだけど、それでも現物を見たら具合が違っていたりする。

そもそも人それぞれ感じ方が違うので、お客様のニュアンスが違うという要素がある。

荒い使い方をしてても壊した本人は言いませんからね。

他の修理屋さんやユーザーさんがいじってて2次災害を引き起こしている事も少なくありません。

そういうわけで、機械を操作して開けてみて調べてみて初めて分かることが修理完了の要素の大半を占める事になります。

1を聞いて10を知るというのは理想だけれど、それは無理。

10を聞いても1しか分からないんじゃないかな?

視覚を抜きにしたヒヤリングでは十分ではない。

修理で言えばそういうことなんだけど、これは人生の色んな所に当てはまることなんじゃないかと思います。

これは人間の脳の構造特性なんでしょうね。

人は見た目が9割なんて本が売れてたみたいですけど、修理も見てからの要素が大半です。

見て、確認して、準備して、取り掛かるときには手順的にはほぼ完了しているという状態でないと思いどおりにはいかないんじゃないかな?

取り掛かってから慌ててるようでは何事も成功はおぼつきませんしね。

人は見た目が9割 (新潮新書)

やっぱり見た目が9割 (新潮新書)


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